けんきるのピルルク雑記

WIXOSSなどTCGメインで投稿していきます

LGPでピルルクTELOSとバトルしてきた話【WIXOSS】

皆さんお久しぶりです。けんきるです。

 

今回は、10月17日に行われた"LGPウィクロス総選挙"(大宮会場)にピルルクTELOSで参加してきたので、デッキ紹介と戦績紹介をしていきたいと思います。

 

小話ですが、会場で合流した黒羽氏にTELOSを持ってきたと話したらめちゃくちゃ驚かれましたが、「まあけんきるだしな...」で納得してくれました。

キャラ付けのためにTELOSを握っているわけではないですが、キャラ付けって大事ですね。

 

 

デッキリスト

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楚歌タマ、爪レイラにメタを張ろうとするとそれ以外の対面が弱くなってしまうので、これらは割り切ってピルルクTELOSとしての完成度を上げようと思って構築しました。

結果的には大宮会場ではタマもレイラも母数が多くなかったのでこの選択で正解でした。

 

 各カード紹介

ピルルクTELOS

このデッキの顔です。

今回は《タマVSウリスキー》を採用しているのでカタルシスは使いません。

 

対極の選択 タマVSウリス

ピーピングアナライズでサーバントを落としたり、サーバント回収を牽制したりしてルリグアタックを完全に通すためのキーです。

ライフ回復が辛いのでエクシードはルリグ止めと1面止めで使うことが多いです。

回収された札はピーアナで落としましょう。

 

繚乱する花束 アルフォウVSハイティ

今までは自分の動きを優先するために《童話組キー》を使ってましたが、確実に《TELOS》まで乗れるようになるからと友人に勧められて採用しました。

こちらとしては毎ターンライフクロスを2枚ずつ削っておけば最後はルリグ連パンで詰められるので悪くない感じでした。

 

焼風水月

《アンシエントグルーヴ》より防御面数が多く、《ダイヤブライド》《コンテンポラ》を止めることができ、赤青混色でもコストが払えるため採用しました。

 

オリジナル・サプライズ

小回りが利き、《コンテンポラ》下でも使える3面防御アーツとして《グレイブブルー》の代わりに採用しました。

トラッシュが17枚あれば3コスト+5枚落としで25枚達成し、全体-8000と《ウェパル》蘇生で3面防御になります。

《アルハイキー》のおかげで終盤まで防御しなくていいのと、手札を捨てて戦うアロスピルルクの特性上、25枚は比較的達成しやすいです。

 

味覚の惑魔 タピピ

レベル4以降であればいつ引いても強いです。回収効果は最大回数使いたいので4枚です。

出現時効果で拾うのはたいてい《ウェパル》か《ネフィリム》で、リフレッシュやトラッシュ戻し対策でこれらはエナゾーンに残しておくと良いです。

こちらの手札は基本0枚なので攻撃時のハンデスを常に狙うことができます。空いてない面に立たせてあげましょう。

 

魔界の末娘 アナスタシア

このデッキのメイン火力で、トラッシュに落ちていないと困るので4枚です。

始めに使いすぎると最終局面で要求面数と盤面埋めが足りなくなるので残弾数はきちんと管理しましょう。

《カーニバル †MAIS†》で《アナスタシア》を指定されても蘇生効果とトラッシュ送り効果が使えることを最近知りました。

 

魔海の荒嵐 ウェパル

サブ火力1号です。《タピピ》でも回収しますが、そもそも素引きしたいので4枚です。

マイナス修正は-7000と-1000が分割されているので上手く振り分けましょう。

 

堕ちし蒼天 ネフィリム

サブ火力2号です。《ウェパル》と同様の理由で4枚です。

普通にプレイしていれば3ターン目に-4000くらいは作れます。

 

魔界の公爵 クロケル / 魔海の騒音 ラハブ / 魔海の金管 ベレト

序盤のアタッカーです。《アルハイキー》があるからといって要求を弱めた結果完全防御されては意味がないのでしっかり要求するために4枚です。

特に《クロケル》はパワーが高いため除去されづらく、《ウェパル》《ネフィリム》と併用しても強いので重宝します。

《ベレト》の2つ目の出現時効果でレベル3のシグニもバニッシュできるので常に視野に入れておきましょう。

 

魔海の不良 マノミン

ピルルクの言わずと知れたハンデスシグニです。

序盤に複数枚出すとそれ以降の手札コストが用意できなくなることが多いので2枚です。

 

コードメイズ アステカレンダー

非常に器用な1枚ですが、枚数が必要なシグニではないため1枚です。

レベル3のときにリミットが6なので手札に《ウェパル》《ネフィリム》がダブったときは《アステカレンダー》を経由してレベル1のシグニに変換して展開します。

他にもトラッシュに《アナスタシア》が無い時に《サユラギ》を回収して山を崩しにいくなどといった使い方もできます。

 

舞踏の小悪 サユラギ

《オリサプ》用黒エナ、《アルハイキー》発動前のトラッシュ肥やし、終盤のアタッカーなどの役割があります。

エナゾーンに1枚あればいいのと、後攻1ターン目にシグニで2点通したいので3枚です。

 

小装 エナジェ

《スワード》《アンジュカトリーナ》《リゼヘルエスタ》などの《クロケル》《ラハブ》で除去できない高パワーシグニや耐性持ちシグニへの対策です。

今までは《クロケル》でパワーを下げて踏むか、そもそも壁を置いて放置していたのですが、どうせ点が通らないならトラッシュに送ってしまおうと考えての採用です。

手札を捨てる起動効果で《クロケル》を誘発することもできます。

対戦相手の方々からも「エナジェが強かった」と言っていただけたのでオススメの1枚です。

必要ではない対面もあるので2枚ですが、引いたら積極的に出して踏んでいきましょう。

 

サーバントO2 / D2 / T2

サーバントは全て非LBです。

レベル配分は、1ターン目に壁として出す可能性があるためと、レベル4以降トップで4シグニを2枚引くと《アナスタシア》込みでも盤面が埋まらないためレベル1を多くいれています。

 

 

戦績

◆1戦目:華代○(先攻)

《アルハイキー》が強かったです。

相手の後攻2ターン目に《鎮護国禍》のダブクラと《ゆきめキー》を絡めて点要求されましたが、《オリサプ》の全体マイナスで事なきを得ました。

あとは相手が色事故を起こしている間に要求を通して勝ちました。

 

◆2戦目:4カーニバル×(先攻・バーストチャンス)

相手のカーニバルは《ピルピルキー》と《タマウリスキー》で耐久と攻撃を同時にこなす構築でした。

《ピルピルキー》と《アルハイキー》によって試合がもつれた結果時間切れとなり、バーストチャンスで負けました。

バーストチャンスでの決着は初めてでしたが、ひどい気分になるもんですね。

 

◆3戦目:タウィル×(先攻)

序盤の防御を《アルハイキー》に任せた結果《ドワーフ》を止める術がなく、稼がれたアドによって2ターン連続で《シュブニグラ》(アサシン)による要求を突き付けられました。そこでやむを得ず撃ったバウンスエクシードによって回復した1点がとれず負けました。

今思えば《ドワーフ》に《オリサプ》を撃ったほうが良かったのかもしれませんが、そのターンは盤面の点要求が無かったのでライフを優先して《オリサプ》を温存しました。どっちが正解かはまだわかりません。

タウィル対面の練習不足とも言える試合でした。

 

◆4戦目:4色コードピルルク○(先攻)

《フォーカラーマイオーラ》、《グリモワールブラスト》、《オリサプ》(多分)を《閻魔ウリスキー》で3面防御にして耐えるデッキでした。

ただ、サーバント回収手段がなかったためにルリグアタックを止めることができず勝ちました。

 

◆5戦目:5カーニバル○(先攻)

《カーニバル †MAIS†》の効果で《タピピ》を《サーバント ZERO》にされてけっこう苦しかったです。

地道にハンデスを続けた結果、《コンテンポラ》が横に並ばず、最終ターンの相手のトップも弱かったためギリギリ勝てました。

試合中は気づきませんでしたが、5カーニバルVSピルルクTELOSということで、アニメのカーニバル戦を見事に再現したマッチアップだったと思います。

カタルシスは使いませんでしたが勝てて本当に良かったと思います。

 

◆6戦目:アロスピルルクTETRA○(先攻)

なんとまさかのアロスピルルクミラーが実現しました。《童話組キー》《タマVSウリスキー》を採用した型でしたが、《サユラギ》《フーディナ》《コンテンポラ》と黒が多く採用されていた面白いデッキでした。

試合のほうは、相手の手札がなくなるまで盤面を踏み、レベル4からは最低限しか踏まないこと、相手がカタルシスを使ったタイミングで《TELOS》のカタルシスを合わせ、8ドローさせることなど、アロピがされて嫌なことをし続ける形で進めました。

最終的には相手の手札が残り、ルリグアタックを通して勝ちました。

やはり普段から使っている分アロピ対面はやることがわかりやすいです。

試合には勝ちましたが、勝敗よりもアロスピルルクを使っているセレクターに会えたことがなによりも嬉しかったです。間違いなくLGPで一番楽しかった試合でした。

ちなみに、リモート決勝後にインタビューを受けた黒羽氏が言っていた「6戦目でピルルク同士が戦っていた卓」はおそらくここのことです。取り上げてもらって嬉しかったです。

 

 

まとめ

結果はPAO大宮店で44人中13位でした。

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当初の目標は 1.勝ち越し、2.ベスト8 だったのですが、ベスト8こそ逃したものの、4-2と勝ち越すことができたので白星です。

TELOSだってやろうと思えばやれるんだぞっていうところを示せてれば満足です。

また、楚歌タマと爪レイラであふれると思っていたものの、みんな思い思いのルリグで参加しているところを見るとやっぱりウィクロスだなぁって思いました。(それでも上位3人は楚歌タマだったようです)

 

ウィクロス的にも私的にも久しぶりの大型対戦イベントということでとても楽しくウィクロスをすることができました。

11月からはようやくセレモニーが復活するということで、キーセレクションも残り少ない中ウィクロスをもっと楽しんでいこうと思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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【キーセレ最終】ピルルクTELOSデッキの紹介【WIXOSS】

皆さんこんにちは、《ピルルク TELOS》が収録されたユートピアが発売されたのが2018/8/30なのでTELOS歴1年9ヶ月のけんきるです。

 

いよいよ、事実上キーセレ最終弾であるリンカーネイションが発売されました。 

 

早速リンカネのカードを使ったピルルクTELOSデッキの紹介をして行きましょう!

 

 

 

 

 

 リストはこちら!

リスト

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新規カードがキー2枚しか入ってないと思ったそこの君!
丸い構築を目指すと新規を無理やり使おうとしないかぎりだいたいこういう構築になるぜ!

 

それが今の僕の結論です。

だいたいコリジョンではちゃんと目的を持った強化カードが配られたのにリンカネでは汎用ばっか刷ったせいでパワーがコリジョンに届いてないんです。

そのせいで現状メインはほぼ変わらないです。

一応クロケルラハブで焼けない敵を焼くために《アダマスフィア》を入れて赤青で組んで試してた時期もありましたが、《ネフィリム》を減らさないといけないためレベル3のアタッカー枠に《えま★おうがすと》を入れた結果LBのバランスが崩れた上にろくにハンデスできなかったので断念しました。

エアウィクロス配信でmasterさんが多色TETRAを使ってましたがTETARもTELOSも序盤ゆっくりハンデスしてるほど悠長なルリグではないと思っているので僕の構築ではクロケルラハブのパッケージは絶対4枚です。

 

また、今回は環境に合わせたデッキではなく、とりあえず回るTELOSデッキのひな型を目指したので自由枠やアーツは環境によって差し替えて下さい。

ネタバレ:コインが2枚余るのでベットアーツも選択肢に入ります。

 

 

各カード紹介

サポーター 明治&有栖&江良

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2BOXでサインが当たりました。やったぜ。 

 

始めの数ターンはルリグアタック無効ですが、相手がレベル3にグロウした瞬間この加護は失われるので普通のデッキではサーバントの枚数を減らせないところですが、ピルルクならサーバントの数をギリギリまで減らせます。

空いた枠でレベル1のシグニや《ネフィリム》を増やせるので初手事故軽減とトップ強化、《ネフィリム》の火力強化の役割を持たせてます。

 

また、グロウする度にエナチャージが入るのでレベル3まで維持すれば《アナスタシア》1回分のエナが無償で手に入ります。

《グレイブ・ブルー》を構えるために《アナスタシア》を我慢してた過去にサヨナラバイバイ。

 

そして、このデッキではレベル3で起動効果を使うことを想定してるのでトラッシュからサーバントを拾いながら《ネフィリムリクルートハンデスしたり《ウェパル》リクルートで2面空けたりと、今までは不安定だったレベル3の動きを確定にしてくれる点が他のキーとは違う点です。
サシェキー》は面空けれないのでそこで差別化。

 

 

反覆する思念 ピルルクVSリメンバ

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例のエアウィクロス配信内では、masterさんがこのキーのストーリーを紹介してくれているので是非ご覧下さい。(1:27:23~)

 

《童話組》をレベル3で切る想定なので、そこですぐに乗り換えることができ、かつ《童話組》で失った防御面数を取り戻せるキーとして採用。

乗り換えた返しにエクシードを使うと《童話組》で回収した札をディスカードに巻き込むことが多いので注意が必要です。

逆に、《アナスタシア》が処理された後バウンスされても、エクシードで手札捨てるとルリグガードが復活するというテクい動きもできます。

 

 

PRAYING

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自由枠。

 

非LB枠がちょっと余ったので何入れようか考えた結果、とりあえず何でもできそうなこいつを入れました。

このままだと《プリンセス・ディフェンス》等に引っかかるので、差し替えるならサーバントの6枚目や、《ベレト》などの火力枠がおすすめです。

《魔使マオ》でもいいですね。ハンデスができないのでエナチャ運用前提になります。

 

 

不採用カード紹介 

ドント・コール

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《ピルリメキー》のエクシードと組み合わせて3面防御を2ターン分構えれるアーツです。

最終局面で回収封印モードを使って《セレハピ》をケアするのも悪くないんですが、レベル4にならないと使えないので道中死を防ぐために《焼風水月》に枠を譲りました。

《ドント・リブミー》も同様の理由です。

 

 

幻緑水姫 ダイホウイカ

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ネフィリム》の火力を落とさないためと《シュテンド》でメインフェイズに除去ったほうが強いと判断して不採用。

 

ぶっちゃけ不採用理由が弱いので明日《シュテンド》が《ダイホウイカ》になっててもおかしくないです。

それくらい強い。

 

 

魔界の千夜 シャハラザ

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宗教上の理由で不採用です。

・1面空けるために必要なハンドコストの枚数が2枚と多い
・《グレイブ・ブルー》で蘇生して防御にするために手札を持ってターンを返さなきゃいけないので、相手がめっちゃ警戒してくる

上記の理由で不採用です。

また、《シャハラザ》がいて手札を捨てたいのにディスカード要員が他に居なかった場合、《シャハラザ》のアタックフェイズ開始時効果で捨てることになってしまい《アナスタシア》が蘇生できないため動きが噛み合わないのが個人的に嫌いです。

 

 

基本の回し方

まず、レベル1以外の各レベルに共通して言える立ち回りは、積極的にハンデスをしていくことです。

面空けとハンドコストの兼ね合いでどうしても...という場合以外は《マノミン》《ネフィリム》はできるだけ捨てないようにします。

 

マリガン:レベル1とレベル2残し。サーバントは最低1枚はトラッシュに置いておきたいのでマリガン前に引いたら1枚残すのがおすすめ。後攻なら相手がレベル3のターンに捨ててガードするため持ち得。

 

レベル1:《童話組》を展開し2面立てる。後攻なら《ベレト》で面を空けて攻撃。ここで《マノミン》を2面立てると後に続く手札がなくなるので自爆します。

 

レベル2:《クロケル》《ラハブ》を活用して面空けして攻撃。

 

レベル3:《童話組》を切ってサーバント回収と必要なレベル3をリクルート。盤面によっては《ウェパル》リクルートで3面空けれるので狙う価値はあります。また、ここで《ピルリメキー》を張っておきます。

 

レベル4:乗ったら即カタルシス。《タピピ》《シュテンド》《アナスタシア》をうまく使って攻めていきます。

 

レベル5:ピーピングアナライズを使うのを忘れなければ立ち回りはレベル4と同じです。今度のカタルシスは使うタイミングをしっかりと見極めて下さい。

 

《ピルリメキー》はレベル4になるまでエクシードを使わないのが理想ですが、緊急回避のためにレベル3で使うこともあります。

レベル4に乗るまでは《焼風水月》だけで流せたらベスト。

 

 

まとめ

新規が出て意気揚々とデッキを考えていたら、いつの間にかいつもの構築に戻ってきてしまいました。

リンカーネイションのカードを取り込んでデッキを組んでる人たちはまじで尊敬します。

僕だって《赤ゲイン》とか《コンテンポラ》とか《オリジナル・サプライズ》とか赤の組織とか使いたかったよ...

 

ひとまずキーセレクションはTELOSと一緒に駆け抜けるつもりなので新シリーズが始まるまではTELOSを使っていきたいと思っています。

 

あ、でも、ピルルク以外で使いたいデッキを見つけたので久々に新しいデッキを組むかも。メインにはしないけど。

 

今回はここまでとなります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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サーバントとして採用したにじさんじの星川サラさんのチャンネル(星川サラ / Sara Hoshikawa - YouTube)もヨロシク!

 

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星川サラさん×夜ノみつき先生の最強タッグ!

 

アルテマメイデンTELOSをどうにかしたかった話【WIXOSS】

皆さんこんにちは、けんきるです。

 

皆さんは全カードが公開されたリンカーネイションの新規を使ってデッキを作っているでしょうか。

 

当然僕も新規で色々できないかと模索していたわけですが、今回はそのうちの1デッキについてのお話です。

 

 

 

突然ですが皆さんは「アルテマメイデンTELOS」というデッキをご存知でしょうか。

 

《Kアルテマ/メイデン イオナ》と《ピルルク TELOS》のコンボデッキで、《TELOS》のカタルシスのデメリットである4ドローを《イオナキー》で打ち消して確実にバーンダメージを与えて勝つというデッキです。

 

しかし、このデッキでは《イオナキー》が全く防御にならないため、コンボを決めても相手を倒す前に自分が倒されるか、そもそもコンボ成立まで生き残れないという欠点があります。

 

このデッキを、リンカーネイションの新規カードを使って強化してみようと思い立ち、まず採用したのがこのカード。

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このカードによって道中のダメージを減らし、最後の最後まで防御アーツを使わないようにすればTELOSに乗る前に負けることを防ぎつつ、カタルシスで相手が息絶えるのを待つことができると考えました。

 

作成したリストがこちら。

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結論としては、確かに《イオナキー》《TELOS》のコンボは決めることはできました。

 

しかし、道中で敵シグニの攻撃が止められないため盤面で2点取られると鯖が機能せず、かつ相手がこちらのシグニを止めるとライフクロスを割り切れずカタルシスを撃ったあとも何ターンも耐久しなけらばならないため、カタルシスで勝つことはできませんでした。

 

《アルフォウVSハイティキー》型の弱点が、《TELOS》に乗る前に相手のライフを射程圏内まで減らし切れない点だと思ったので、次は攻撃面をちょっと強化する案を考えました。

 

そして採用したカードがこちら。

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ルリグアタックを抑制しつつ、毎ターンエナチャージし、3ターン目に破棄して面を空けながら《ウェパル》等をもってくることで相手のライフを積極的に削る狙いです。

 

そしてリストがこちら。

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結論は、カタルシスを使ったあと相手より先に自分が乙りました。

 

まあそうですよね~。

 

 

 

今回の開拓では、アルテマメイデンTELOSの強化には至りませんでした。

 

主な原因は防御面数なのですが、キーが《イオナキー》で固定化されてしまう以上、防御に使えるルリグデッキの枠が3枠しかない点がコンセプト上の欠陥と言わざるをえません。

 

回収LBや《ザ・ロウ》の普及がアルテマメイデンTELOSの向かい風になっているので今後の展望も望み薄だと思います。

 

僕は今後このデッキタイプの開拓はせずに普通に《TELOS》を使っていこうと考えています。

流石に難しすぎた...。

 

今回はここまでとなります。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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【ピルリメてぇてぇ】リンカーネイション新規紹介3【WIXOSS】

皆さんこんにちは、けんきるです。

 

今回は、本日公開されたリンカーネイションの新規カードの紹介をしていきたいと思います。

 

相変わらず《TELOS》目線でお送りしていきます。

 

新規カードがこちら。

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最近ピーアナの漫画買いました

コイン1のキーです。

 

アロスピルルクでもレベル1から張れるのはいいですね。

 

エクシード2では相手のシグニを2体ダウンできるので2回使えば全部で4体のシグニをダウンさせることができます。

 

キー1枚で4面防御できるこのキーは防御面数が不足しがちな《TELOS》などのデッキには救世主となります。

 

デメリットの手札3捨てはアロスピルルクではノーリスクかメリットのどちらかになるので数あるルリグの中でもアロスピルルクとは相性が良いです。

 

そして2つ目の自動効果によってダウンしたシグニは凍結状態になるので、実質エクシード2で2体ダウン凍結させることができます。

 

さらに、この効果はエクシードだけに反応するものではないので、シグニやアーツの効果によるダウン、果てにはアタックでダウンしたシグニにも有効です。

 

なので、《ドント・リブミー》や《ドント・ムーブ》が2面ダウン凍結のスーパーアーツになります。

 

ここで気を付けたいのは、自分のシグニも凍結されてしまう点ですね。

 

高いパワーを持つシグニを出して、アタック後盤面に残っても壁として機能するシグニを採用したいところです。

 

お互いのシグニが凍結されると超スローゲームに持ち込める可能性があります。

 

ゆっくりなゲームは《TELOS》の土俵だし、相手が突っ張ってリムーブから展開してきたら疑似ハンデスになるのでどっちみち《TELOS》とは最高の相性です。

 

さらに、以前公開されたこんなカードなんかもシナジーがあります。

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アミカ お前だったのか...

こんな感じに、凍結状態のシグニを対象にした効果はとにかく発動させやすいです。

 

《ホロスチャート》、《エフエックス》、《I・Z・R・H》なども恩恵を受けれるので、その辺のギミックを出張させてデッキを組むのも面白そうです。

《ホロスチャート》は限定ですが...

 

また、ライズシグニはライズ元のシグニの状態を引き継ぎませんので、ライズと組み合わせるのも面白いかもしれません。

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ピルリメキーは、僕がコイン1のキーは何が一番良いのか試行錯誤している最中、公式から垂らされた一本の蜘蛛の糸です。

是非このカードを使って《TELOS》を組みたいですね。

 

今回はここまでとなります。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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【頼もしい援軍】リンカーネイション新規紹介2【WIXOSS】

皆さんこんにちは、けんきるです。

 

今回は、公式Twitterで続々とリンカーネイション新規が登場する中、アロスピルルクで使えそうなカードを紹介していこうと思います。

 

 

【エントリーNo.1】

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青1コストで手札を増やすことができるスペルです。

 

似たようなスペルに《PRAYING》がありますが、最終的に手札に加わる枚数やハンデスモードなどで差別化できます。

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一般的には手札に欲しいカードを落とされる可能性のある《THREE OUTSIDE》よりも《PRAYING》のほうが選択されると思います。

 

しかし、手札コストを多用するアロスピルルクでは手札の量も重要な要素になるので、一度に手札コストを補充できるこのカードは有用だと思います。

 

LBは、《シャハラザ》や《ウェパル》などの効果をトリガーさせることはできますが、カタルシス効果中でないとルリグアタックが通される危険性もあるので発動は計画的に。

 

 

【エントリーNo.2】

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バキュームをコードピルルクから受け継ぎました。

なぜオタガメやアノマリスではなかったのか...

 

登場時の能力によってスペルのコストを軽くしてくれるので、アロスピルルクならこちらのスペルが恩恵を最大限に受けることができます。

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特に、《MIRACLE》はピルルク限定で回収効果も付いてるので上手く組み合わせて使いたいですね。


あと、色さえ何とかすれば《アイスフィンガー》などもコストを軽くして使用することができます。

 

ハンデス能力は攻撃時なので、メインフェイズ中に手札を0にすればノーコストで発動できます。

 

ネフィリム》と比較すると、登場時能力で《ネフィリム》で捨てるはずだった手札は《バキューム》では捨てないので、手札コストを他に回したり盤面を埋めたりしやすくなります。

 

 

【エントリーNo.3】

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タガメはこっちでした。

 

ティーチ》よりも自己蘇生の制限が緩くなっており、アロスピルルクとの相性の良さは見たまんまです。

 

常時効果は、相手のトラッシュの色とクラスを消す能力です。

 

広く刺さるのはサーバント△△4のLBによる鯖回収ですね。

 

そうでなくとも蘇生系や回収系のアーツとLBをほぼ封殺することができるのでハンデスが得意なアロスピルルクとは相性が良いです。

 

さらに、トラッシュ封印能力に加えてバニッシュ以外の効果耐性を持っているので詰めに出しても活躍してくれそうです。

 

 

以上、今回はここまでとなります。

 

今後も面白そうなカードがあればまた記事にしたいと思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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【誰でもピーピングアナライズ?!】リンカーネイション新規紹介【WIXOSS】

皆さんお久しぶりです、けんきるです。

 

コロナウィルスのせいでどこのショップもデュエルスペースが閉鎖になり、ウィクロスが全然できなかったので記事の更新が止まってました。

 

しかし、今日、公式Twitterからリンカーネイションに収録される新規シグニの発表があったので筆をとった次第です。

 

今回公開された新規シグニはこちら。

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《マツユキ》に関しては言うことはないです。

 

強いて言うなら《ピルピルキー》や《TMB》、《ヤクシニー》などを活用すればピルルクでも使えないことはないかなー、くらい。

 

ほぼ専用構築ですね。

 

それより、今回注目しているのは《ムンカルン》です。

 

なんと今まで《ピルルク TELOS》の特権だったピーピングハンデスを引っ提げてきました!!

 

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なんですって!?

まあTELOSの必殺技がパクられたことを嘆くだけでは何も起きないので、いつも通りピルルク視点の解説をしていこうと思います。

 

まず、ピルルクに《ムンカルン》を搭載した場合、《TELOS》に乗る構築ならグロウの1ターン前からピーピングアナライズを使えるようになります。

 

これまでの《TELOS》はマノミン互換や《タピピ》で相手のハンドにちょっかいを出すことはできても制圧できるほどのハンデスはやはり《TELOS》に乗ってからでした。

 

1ターン早くピーアナを使えるということは、先攻で使えば相手の主力を、後攻で使えば相手の鯖を確実に抜くことができるようになります。まさにハンデスデッキの真髄。

 

また、《TETRA》で止める構築は新しくピーアナできるようになります。

 

《TETRA》では相手の手札を消すほどのハンデス力はないので《ムンカルン》のピーアナ効果を生かして詰めの局面で出し、「攻撃時に鯖抜くけどいいですかぁ??(シャカパチ」みたいな要求ができるようになりましたあっ、シャカパチする手札はないですね。

 

しかし、特に攻撃的な構築になりがちな《TETRA》では《シャハラザ》や《アナスタシア》、《シュテンド》などとリミットを争うことになるので直接点要求できない《ムンカルン》は積極的に場に出せないタイミングが多いと思います。枚数は要調整ですね。

 

ピーアナ能力があまりにも目を引くので先に解説しましたが、それ以外の能力も十分強力です。

 

一つ目の能力は、空いた面に出すと、通れば1点、除去されても相手のハンドを1枚抜けるのでアドバンテージが保証されている点が強力です。

 

ライフバーストは、ピルルクが待ちに待った回収バーストです。

 

慢性的な手札不足になりがちなピルルクでは、手札補充手段が限られているので1度のバーストで主力級シグニを2枚も回収できてしまうのは非常に強力です。

 

また、回収先に色やクラス指定がないので「鯖と《シャハラザ》」や「鯖と《シュテンド》」といった具合に回収すればレベル4以降で踏んだけどルリグアタックを通したくないから発動しませんみたいな苦渋の決断をする必要がありません

 

このように、一見ピルルクの立場を奪うかと思われたカードですが、意外とピルルクと相性が良く、採用してみるとグッジョブしてくれるかもしれません。


普段はハンドを持たないピルルクでは、相手が《ムンカルン》を出してきてもピルルクの存在自体がケアになっているので他のルリグより対処が楽というメリットもあります。

 

 皆さんもこのカードを使ったピルルクデッキを考えてみてはいかがでしょうか。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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コリジョンで強化されたピルルクTELOSデッキの紹介【キーセレ】【WIXOSS】

皆さんこんにちは、けんきるです。

 

コリジョン〉が発売されてから一週間が経ちますね。

 

今回は、〈コリジョン〉で貰った新規カードをたくさん採用した新たなピルルクTELOSデッキを紹介します。

 

デッキリスト

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《エルドラ×グッジョブ》と《シュテンド》を採用した型をベースに、ハンデスに重きをおいて組んでみました。

 

後述しますが《タピピ》が攻撃時にハンデスを行えるのでピーピングアナライズと合わせて要求面を増やそうというのがコンセプトです。

 

それでは新規を中心に1枚ずつ見ていきましょう。

 

味覚の惑魔 タピピ

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メインコンセプトです。

 

ハンデス、後続確保、強力な除去LBとてんこ盛りなシグニです。

 

1つ目の【自】はこのデッキではほとんど使えません。

 

2つ目の【自】の攻撃時ハンデスは、終盤で相手の手札を0にしておくことで鯖を1枚回収しただけではルリグアタックが通ってしまう状況を作り、疑似的に要求面を増やす役割を担っています。

 

【出】の回収先は後述する《ウェパル》か《ネフィリム》がほとんどです。

 

魔海の荒嵐 ウェパル

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デッキタイプ:アロスピルルクを変えたカードその1。

 

アロスピルルクプール最大の修正値を誇る【出】によってレベル3時の火力を超強化するシグニです。

 

レベル3にもなって《ラハブ》《クロケル》で面空けしてた過去にさよならバイバイ。

 

主な使い方は、①素出し(またはタピピで回収)して火力にする、②《グレイブ・ブルー》で2体蘇生して3面防御する です。

 

従来は《グレイブ・ブルー》で《シャハラザ》を蘇生しても3面防御にならない場合があったので、《ウェパル》2体蘇生→シグニ1体にー14000で確定3面防御になるのは革命です。

 

手札を捨てたときにトリガーする【自】にターン制限が無いのも素晴らしく、【出】と合わせると修正値がー8000に届くので相手のレベル3までのシグニなら単体で焼くことが可能です。

 

堕ちし蒼天 ネフィリム

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デッキタイプ:アロスピルルクを変えたカードその2。

 

攻撃とハンデスを同時にこなすシグニで、使ってみて強さを実感しました。

 

【出】は《マノミン》と同じ能力です。ヤバイですね☆

 

《TELOS》のカタルシス発動中に《グレイブ・ブルー》で《マノミン》か《ネフィリム》を蘇生して自傷させるのはお家芸なので覚えておきましょう。

 

注目すべきは【自】で、攻撃時にシグニ1体にマイナス修正を行うことができます。

 

このデッキは普通にプレイしていれば3ターン目にトラッシュの青シグニは10~12枚、4ターン目には14枚以上を簡単に達成できるので相手のレベル3までのシグニを焼きながら点を入れることができます。

 

レベル4からは《シュテンド》《アナスタシア》《華代キー》などのメイン火力がプレイできるようになるので《タピピ》の回収先は《ウェパル》よりもハンデスできるこっちのことが多いです。

 

魔海の金管 ベレト

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レベル1時の火力枠です。

 

後攻なら2面立ててきた相手に対してパワー2000以下のシグニを1つ目の【出】で焼いて2点入れます。

 

その修正値の小ささ故にレベル2以降ではそもそも場に出さないこともあります。

 

2つ目の【出】はこのデッキでは積極的に使うことはあまりないです。

 

使うタイミングは、①手札が捨てきれない時、②《糾う》対面で相手が宣言したシグニが場にいて火力が足りない時 くらいです。

 

焼風水月

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今まで《ドント・ムーブ》が入ってた枠がこれになりました。

 

最近は青タマや緑ピルルクなどの露骨に攻撃時に面空けを行うデッキタイプが少なく、ほとんどのデッキがメインフェイズや前のターンのアタックフェイズに空けてから殴るといった戦術を取っているので盤面差で選択できるバニッシュモードによって2面守りながら1面空けられるこいつを採用しました。

 

青タマ、緑ピルルク対面ではハンデス+ダウンモードを多用すると思います。

 

魔界の酒鬼 シュテンド

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メイン火力の1つです。

 

《シャハラザ》は維持して強いシグニなのに対し、《シュテンド》は単発で仕事をこなしてくれるので使い勝手が良いので採用しています。

 

また、手札を0にすることを目的に手札を使ったほうが効率よく切れますし、何より《アナスタシア》の起動を邪魔しないので僕は《シャハラザ》より《シュテンド》派です。

 

まとめ

コリジョン〉新規シグニの採用によって、序盤、中盤、終盤、隙のない火力が出せるようになりました。

 

逆に、火力が多すぎて手札を使い切ろうとしたら火力過剰になってしまうシーンも多々あったので調整が必要だと思います。

 

今回はハンデス重視ということで、同じく〈コリジョン〉収録の《水英の蒼天 モーセス》を採用して1ターン早くピーピングハンデスを行える構築にするのもアリアリアリアリです。

 

しかし、防御に《グレイブ・ブルー》を採用したことで同弾収録の《御伽原 江良》に封殺されてしまう可能性があるので、にじさんじ対面か《ギバラ》が見えたらさっさと切ってしまいましょう。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

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